滋養強壮食品

脚気の治療食として利用される

すっぽんは古来より、薬膳料理の食材として利用されてきました。
薬膳料理というのは、元々は中国で生まれたもので、医食同源の考えのもと、栄養、効果、色、香り、味、形などを全てそろえた薬になる食事です。

栄養素の不足による病気の中に「脚気」という病気があります。
ビタミンB1の不足によって起こる病気で、心不全によって下肢がむくみ、神経障害でしびれが起こることからこの名前が付きました。

脚気の歴史は古く、記録として残っているものをたどると、日本書紀の頃までさかのぼります。
平安時代以降、貴族階級は平民では食べられない白米ばかりを食べていたため、玄米が主食の平民には起こらない脚気を引き起こしたと伝えられています。

江戸時代には、平民でも白米で食べられるようになり、江戸の町に脚気が広まりました。
何でも江戸の町を離れると脚気が治ったのだとか。
そのため、この頃脚気は「江戸患い」と呼ばれていたようです。

これは玄米を食べるようになって、ビタミンB1が摂取されたからと思われます。
当時ビタミンB1の存在は知られていませんでしたが、経験則から玄米や蕎麦などを食べることで治療していたようです。

時代は進み明治時代。
東京の都市部を中心に脚気が大流行して国家問題になりました。
6500人から15000人以上の死者を出したと伝えられています。

同様に大正時代も国民は結核と脚気の二大国民病に悩まされました。
政府による白米禁止共用と薬の普及でようやく下火を見せたのが1950年代後半。
その後もジャンクフードの常食によるビタミンB1不足でたびたび脚気患者が出ています。

このように米食民族である私たち日本人は常に脚気と向き合う歴史を歩んできました。

すっぽんには100gにつき、約0.9mgのビタミンB1がふくまれています。
これは数ある食材の中でもトップクラス。
玄米が約0.16mgですから8倍近くふくまれています。
ビタミンB1を補充しつつ、脚気で失われた体力を回復するのに、これほど適した食材はそうはないでしょう。

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