滋養強壮食品

すっぽんはなぜ重宝されるのか

すっぽんはその昔より栄養価豊富な食材として珍重されてきました。
その歴史は長く、縄文時代の遺跡からもすっぽんの骨が出てきています。

特に日本では、すっぽんは様々なシーンで登場しています。
日本は式がはっきりしていて、特に海から離れた山間の村などではタンパク質の確保が大変でした。
そこで重宝されたのがすっぽんでした。
今でこそ天然物は貴重品ですが、化学洗剤や工場排水による汚染が進むまでは、沼・池・湖・川と水さえあればどこにでもいたものです。

またすっぽんは栄養価はもちろん、味の上でも一級品。
きちんと処理されたすっぽんを、腕のある料理人が料理すれば、一流料理になります。
特にすっぽんの出汁・スープは数あるスープの中でも1,2を争うと人気グルメ漫画美味しんぼのメインキャラクターたちも認めています。

すっぽんは、個体によって美味しい・不味いの差が激しい食材です。
また病気にかかりやすいため、天然物で一定のクオリティを保つのは大変です。
その点、養殖物であれば一定の品質で健康なものを安定供給できます。
全体に流通量が少ないというのもありますが、すっぽんが天然物より養殖物を扱うことが多いのは、こういった理由があるのです。

スッポンは養殖ができると言ってもとても難しく、水温・水のよごれ・餌の食べ残しからわいた菌などによってすぐに病気になったり死んでしまいます。
しかも料亭や専門店で食べられるまでに育てるには、通常3年、早くても2年強はかかります。

なぜ高いのか、おわかりいただけたでしょう。

すっぽんを扱うお店は、総じて値段が高くなりがちです。
それでもたくさんの人が利用するのは、それだけの魅力があるからでしょう。

すっぽんの有名店は関西に集中しています。
これは大分をはじめとしたすっぽんの産地が西日本に集中しているためです。

ちなみに、すっぽんの食べ方にはいろいろありますが一番の鉄板はお鍋。
京都にはスッポン鍋専門店もあります。
またこのほかには、生き血のワイン割り、唐揚げ、お刺身、雑炊といったものがあります。

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